コナンアウトキャスト 100時間以上プレイした感想

コナンアウトキャストもそれなりに長い時間プレイしてみて、当初感じていた感想とまた違った一面が見えてきました。もちろんアークサバイバルエボルブと同じような感想になる部分もあるのですが、今回は100時間以上プレイした感想を書いていきます。100時間といっても実際にプレイしている時間がわからないので実際は何時間かわかりませんが気持ち的には100時間くらいプレイしています笑

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基本条件

基本条件として、

  • 公式サーバー
  • PvEサーバー
  • フレンドとプレイ

といった内容で感想を書いていきます。PvPではまた違う感想になるのでしょうが今回はPvEです。 

 

奴隷システム

本作は人間を奴隷として捕まえることができ様々な職種の奴隷を捕まえることができます。捕まえた奴隷は戦闘員だったり、アイテム作りに貢献できる奴隷だったりといるので、見つけていない高レベル職種を探しに様々なところにスカウトに行きます。このゲームにはスカイリムやウィッチャーのようになんでもないところに敵が潜んでいる野営地のような場所が設定されています。ここを襲撃したとしてもストーリーが進むわけでもないですし、レアなアイテムがもらえるわけでもないのですが、人材という意味ではもしかしたら高レベルの職種が見つかるかもしれません。ですので、ちょっと寄っていこうかなという気持ちになり、こういった意味のない集落でも意味を持たせられているように感じます。また本拠点に全種類奴隷を集めたら終了ということはなく、新しい拠点を作ればまた新しい奴隷がほしくなり(拠点を発展させる上で奴隷はどうしてもほしい)、建築だけではなくスカウトにも力を入れる必要があります。この辺がよくできていると感じました。

 

夜が良い

夜がよいと書きましたが、実際は夜は最悪です。私は何度も夜旅をしては高所から落下し、全ロスしています。夜は歩くものではないのです。一応松明などで明かりは手に持つことができますが、自分の姿ぐらいしか見えないため勢いよく走っていると突然の崖に簡単に落下してしまいます。家に近ければすぐにドロップしたアイテムをとりにいけますが、遠征に行っていると回収に行くのは不可能ということもあります。そういった意味で夜は出歩くものではありません。非常に不便なのですが、夜らしく明るさが設定されておりその部分が気に入っています。

 

戦闘システム

こちらは結構不満があります。キャラクターの動きとしては悪くはないですが、やはりラグが大きすぎて戦いにくかったり、そもそも戦いにならないときですらあります。もっとラグを考慮した戦闘システムにするというのも一つだったのかもしれません。私個人としては、戦闘が楽しくて戦いに行くという感情はほとんどありません。スカウトするときに邪魔だから、素材がほしいからという理由で敵を倒します。ボスも基本的にパターンにはめることができるので体力や攻撃力は高いですが、ちまちま攻撃していればいつかは倒せます。敵がモンスターハンターのような動きをし、ラグがなければ戦闘もかなり楽しかったかもしれません。

 

他人の家の鑑賞

ソロプレイや、個人サーバーでプレイしていると絶対目にすることがない他人の家ですが、これを鑑賞するのがなかなか面白いです。PvEでは他人の設備を使ったりアイテムボックスを開けることができないので、完全に囲っておらず中に入れる建築物が結構あります。作った側としても作ったものを見てもらうというのはうれしいものだと思います。遠征する場合、当然自分の本拠地から離れるわけですがどんなところに行っても必ず家は立っています。地形を利用した家だったり、奇抜な家だったりめちゃくちゃでかかったり本当にいろんな建築物があります。個人的にすごいと思った建築物はマップ上でマーキングを行い、しばらくしてまた見に行くということもしています。以前見たよりもはるかにパワーアップしている家を見るとこちらまでうれしくなりますね。ただ逆に1週間ほどログインをしていなかった人たちの家は消えてしまいます。お隣さんだったり目印にしている家が消えているのはなんだかさびしい気持ちになりますね。

 

公式サーバーならではのルート

このゲームは高低差がかなりあります。上から下に下りる場合は掴んで離してを繰り返せば強引に降りることができますが、登るときはそのルートは使えません。どうしても強引にその場所から上りたいということであれば、エレベーターや階段を設置しなければいけません。ソロでプレイしている場合、そういった便利移動施設は自分で作るしかありませんし、自分の家の近くにしか作らないでしょう。しかし公式サーバーの場合は様々な人がいろんな場所に階段だったりエレベーターを設置しています。エレベーターに関してよいなと思う部分は誰でも使うことができるということです。ですのでソロプレイで遊んでいた場合、絶対に通ることのできないルートが開拓されておりその施設は誰でも使うことができるため冒険が一層楽しくなります。そういった意味でも公式サーバーは非常に面白いと感じます。

 

建築の面白さ

本作はそこそこ細かい建築が可能です。多くの人は豆腐ハウスを作っていますし、豆腐に毛が生えた程度の家もたくさんあります。しかし中には城を作っていたり、ツリーハウスを作っていたり、洞窟を改造している人もいました。箱としては大抵の形で作り上げることができるので建築にこだわりたい人も楽しく遊べると思います。そしてアークサバイバルエボルブとの大きな違いは小物を置けるということです。小物とはコップとか皿とか机の上に並べることができます。スカイリムなどでもいい感じで小物が並んでいますよね。そんな雰囲気を自分で作ることができます。私はクラフトで作成することはほとんどせず、敵が持っているものを奪って家に飾るようにしています。これがだんだん増えてくるとすごくおしゃれに見えてくるので非常に気に入っています。置く場所もそれなりに自由で、クラフト設備の上なんかにも置くことができます。大工作業台の端っこにいくつかロウソクを置くだけでもおしゃれになると思いませんか。私はそうやって少しずつ家の中をおしゃれにしていっています。

 

冒険の楽しさ

このゲームの醍醐味の一つとして冒険があります。狙っているアイテムを取りにいくのも冒険ですし、なんとなくこの辺行ったことがないから言ってみるというのも冒険です。歩いていると2,3人の集落を見つけることができますがここを襲撃しても何もありません。上記で人間をスカウトするということを書きましたが、そもそもスカウトしようと思っていないと捕まえる気にならなかったりします。まして遠すぎたりしたらなおさらです。しかしこういったポイントは、マップにポイントとして表記されます。自分が発見したポイントが記録されていくのです。これを後から眺めると意外と楽しいわけですね。また何度も足を運んでいるエリアでもちょっといつもと違う道を歩くと集落があったりして、「こんなところにもあったのか」と感じるときはやはり楽しいです。ですので知っているエリアをただうろうろしているだけでも新しい発見があります。

 

遠征の緊張感

どこに拠点を置いてもそのときほしいアイテムがかなり遠い場所に設定されているということはあります。そうなると長距離遠征となりますがこれがまた面白い。まぁ「ごっこ遊び」という感じになるのですが、食料の準備や、アイテムの確認、ルートの確認などを行い出発します。ゲーム上、1日で突破することはできないので必ず夜が来ます。そこでキャンプをするもよし、危険でも前に進むのもよし(危険とは突然の崖のこと)プレイヤーのプレイスタイルに合わせてゲームを進行させます。ちなみに私は朝を待ちます。遠い地に着いたときに死亡してしまうと当然アイテムをそこにドロップしてしまいますが、また拠点に戻されもう一度そこまで向かうのは骨が折れます。ですので遠征時は絶対に死ねないという緊張感がまた一層ゲームを面白くします。

 

難易度

難易度としてはそれほど難しいゲームでもありません。敵の動きは複雑ではありませんし、普通にプレイしていればレベルも気がつけば上がっていきます。ステータスも簡単に振りなおせるので、ボス攻略の際は攻撃特化などに調整することも可能です。難しいと感じるよりは面倒くさいと感じるほうが大きいかもしれません。戦闘の難しさを楽しむというよりは、ちょっと不便な面倒くさいところ楽しむという感じですかね。

 

攻城兵器は無意味

PvEをプレイしている限りでは攻城兵器は無意味なのかなと感じています。攻城兵器以外にも爆発物なども意味がなさそうです。(意味があるかもしれませんが) ただし、旅路というやることリストに含まれているのでとりあえずやらなければいけないという感じです。対人で使うようなアイテムは旅路に入れなくてもよかったような気もしますが、一応こんなことが可能ですよと紹介されているという感じで私は一通り旅路を進めています。

 

最後に

今年一番ハマっているゲームかと思います。ゲームとしてはバグだったり、ラグだったり、かゆいところに手が届かない部分が非常にもったいないと思います。日本のゲームや完成されたゲームなどに慣れている人にとっては「なんて不親切なんだ」と感じることでしょう。しかしそれ以上に世界観やシステムは高く評価できると思っています。そもそもサンドボックス系ゲームが好きかどうかという話もありますが、隙という人にとっては間違いなく楽しめるゲームだと思います。