PC(パソコン)でPS4をリモートプレイ!(遠隔操作) Vitaと比較してみて

PS4ユーザーの多くの方が知っている機能だとは思いますが、PS4はリモートプレイという遠隔操作で遊ぶことが出来ます。いくつかの制限はあるものの、ゲームを遊ぶという意味では非常に便利で私はかなり愛用しています。今回はその魅力を話していきたいと思います。

 リモートプレイとは

リモートプレイとは遠隔地で自宅にあるPS4に接続し、離れた状態でゲームが出来るという機能です。最近ではDSやスイッチなど携帯機もありますがあくまでもPS4を遊びたいという人もいるでしょう。しかし、PS4は持ち運ぶような設計がされているわけではないので、基本的に家に置きっぱなしという方がほとんどでしょう。それをパソコンやVitaを使って遠隔地から遊ぶことが出来るのがリモートプレイということになります。

 

これまでのリモートプレイ

もともとVitaでPS4に接続することは出来ていました。以前はその機能を使っていろいろな場所で自宅のPS4を遊んでいたのですが、物によっては非常に遊びにくい状態になります。VitaはR2、L2ボタンが存在しません。それらのボタンを認識させたい場合は、背面パットを触って擬似的にボタンを押すような形になります。そのゲームがVitaで起動した場合、専用のボタン配置になるゲームはまだプレイできますが、全く調整されていないゲームに関しては地獄のような操作性になります。対戦型などではなく、のんびりとしたゲームは多少操作性が悪くてもプレイできるのですが、細かい操作が求められるゲームはかなり厳しいといった感じです。ですのでVitaでリモートプレイは出来るが、ゲームを快適にプレイできるかといえばゲームによるといった感じでした。

 

 

PCでリモートプレイ

PCでリモートプレイが出来るようになったのは2016年くらいの話のようです。私はしばらく遠隔操作が必要ない環境で生活してきていたので全く知りませんでした。アークサバイバルエボルブというゲームにはまっており、遠隔地にいてもプレイしたいと思って古いPS4を持ち歩いていたのですが、マップデータが自宅PS4Proに入っているらしく続きから遊べないということでリモートプレイを試すことになりました。もともとそのとき、Vitaを持っていなかったので、完全に詰んだと思い、だめもとでネット検索をしたところ、PCでもできるということに気が付きました。手順としては簡単でPCに専用のアプリケーションをダウンロードして起動するだけです。もちろん、自宅の本体はスリープ状態でなければいけなかったり、細かい設定などが必要だったりもするのですがそれさえ解決すればどこでもPS4を遊ぶことが出来ます。

 

 

PCリモートでの魅力

はっきり言ってこれまでのVitaで遊ぶという行為が馬鹿らしくなるほどすばらしいです。まず画面ですが、そのパソコンにあった画面サイズになります。27インチのモニターならそのサイズになりますし、ノートパソコンでも可能です。パソコンはwindowsでもmacでもどちらでも可能なので機種の違いによる心配はありません。そしてとにかくすばらしいのがコントローラです。コントローラは通常PS4で使うコントローラをパソコンに接続して使用することができます。ということで操作性は通常のものと全く変わらないのでストレスなくゲームが出来ます。これが最も優れたところだと思います。問題点としては高画質になればなるほど、ある程度の通信速度が必要になることや、パソコン自他のスペックがちょっと高めでないと動かせないということはあります。その辺は条件にあっているかどうか確認してみましょう。私の場合、macbookproを常に持ち歩いているのでついでにPS4のコントローラも持ち、ホテルでもどこでもPS4が遊べるという環境が出来上がりました。

 

 

最後に

これまでのVitaとはわけが違います。大きな画面でプレイも出来ますし、操作性は抜群です。ただリモートプレイ自体、多少の遅延がありますのでFPSなどスピード勝負なゲームには向いていません。のんびりしたゲームをプレイするのには最適です。これまでVitaもリモートプレイ専用機という感じで使っていましたが、これでほぼ完全に役目を終えたという感じになりそうです。Vita専用でとてつもなく面白いゲームが発売されればまた起動するかも知れませんが、少なくともリモートプレイにおいてはVitaの出番はなさそうです。