ドラゴンクエストの会話といったら「ぽろぽろぽろ」という音で会話が進んでいシステムです。最新の機種で美しい映像と共に発売されたドラゴンクエスト11はどういった仕様になっているのでしょうか。
会話音声は一切なし
ドラクエ11でもこれまでと同じく会話の音は効果音だけで進みます。要するに、声優が当てられておらず、会話シーンでは、口パクをしているということですね。戦闘シーンで攻撃を食らっても「うわ！」とも言いません。あるとするならモンスターの鳴き声だけですね。これはドラクエ8の時にも気になったことなのですが、最新作であるドラクエ11でも同じ仕様になっています。これについては賛否両論あるかわかりませんが、個人的には少し違和感を感じていました。
口パクの違和感
綺麗に描かれたキャラクターで、頭身も高く今にも喋り出しそうなキャラクターたちが一切音を発しないのは結構違和感があります。これは最近のゲームをやりすぎたからなのだと思います。特に今作のドラクエ11はキャラクターの表情もしっかりとしており、いろんな感情が見えているのにそれが音に乗って伝わって来ないというのは、ドラクエとしては当たり前のような、残念なようなといった感じですね。しかし、この違和感もしばらくプレイしていればそのうち慣れてきて、今では逆に喋らないことが悪いことではないと感じています。キャラクターが喋るといっても文章表示と同時に発声しているようなタイプは最後まで聞かずに次の文章に進んでしまうので、それはそれで問題ですよね。じゃやはり音声はいらないじゃんというかもしれませんが、それはそれで寂しいような・・・。無い物ねだりですね笑
自分の中で声が聞こえてくる
しかし不思議なもので、各キャラクターの声は自分のあまたの中にあるのです。みんなあるのだとは思いますが、
- 主人公 クール系
- カミュ クール＋ちょい熱
- ベロニカ きつめのちょっと高い声
- セーニャ おしとやかな声
こんな感じでしょうか。私は声優に詳しくないのでどんな声かというのを名前で当てはめることはできませんが、それぞれちゃんと声を持っています。これは鳥山明氏がしっかりと特徴を持たせてデザインしているからだと思っています。これでアニメ化して自分の予想していた声と全然違うとがっかりしますよね笑 漫画や小説と同じです。
最後に
最初は本当に違和感があって、「最新のゲームなのにボイスなしか」なんて思っていたのですが、実際に進めていると、これで良かったと思いますし、ドラクエらしいと感じることができます。これは狙って無音にしているのか、別の要因(大人の事情)が絡んでいるのかはわかりませんが、ドラクエらしい選択だったのではないかと思います。
