発売は少し先ですが、モンスターハンターワールドというゲームがPVとともに公開されました。本作品はモンスターハンターでありながらこれまでとは全く別物?のオープンワールドゲームとなっているようです。公開されたPVを確認しながらが現時点でどんなゲームか予想できる範囲で考えてみます。
発売日
まだまだ発売日は先で、2018年発売とまでしかわかっていません。現在開発中ということでしょうか。2018年といっても1月と12月ではかなり違います。現状ではまだまだだなと感じるかと思いますが、時間なんて案外すぐ経ってしまうものです。追加情報を待ちましょう。
発売機種は?
これはネットで議論されているようですが、PS4、XBOX、PCで発売されると言われているようです。スイッチはどうなんでしょうね。しかし、PCスペックに合わせるとなると、スイッチでは少々きついでしょうか。どちらかというと、ナンバリングタイトル系列よりは、フロンティ系列になるのかもしれませんね。PSでモンハンがやりたいと思っていた人には朗報ですが、ナンバリングタイトルということではありませんし、あくまでも世界観を利用した新しいモンスターハンターの可能性が高いです。
隠密ゲー?
オープンワールドでよくあるのが隠密、スニーク系です。特に野生を舞台にしているようなゲームは敵に気がつかれないように近づき強烈な一撃を与えるといった行動が求められます。MHWも同様のようで、PVではギリースーツのようなものを装着し、敵に近づいています。そして敵も気がつかないというシーンがあります。
ということで重要度はわかりませんが隠密ができることは確定のようです。しかし、ガンシューティングや、一撃必殺系の隠密行動であればその効果は大きいですが、大型モンスターを1撃で沈めるのは無理があります。であれば別にそんな不意打ちをしなくてもいいと考えてしまうわけですが、この辺をどう整合性を取ってくるのかが期待です。超絶ダメージとかですかね?敵のHPがわからないゲームでもあるのでどれくらい効果が出ているかも感じられないですし私の場合はそのまま特攻してしまいそうです笑
ワイヤーアクション?
今作ではワイヤーアクションを使った移動方法が設けられているようです。PVを見る限りではスピーディな動きをしています。これは立体機動装置か!?
しかしコレジャナイ感も私は感じています。というのもモンスターハンターのウケた点の一つとして、鈍重な動きで重い一撃を入れながらチクチク攻撃していくという部分にもあったかと思います。フロンティアもそうですし、最近であればクロスなどもそうなのですが、どんどん動きがスタイリッシュになってきています。スタイリッシュなゲームをやるなら別のゲームもあり、本当にモンスターハンターシリーズに必要な要素なのだろうかとよく考えさせれらます。オープンワールドという特性上、縦横はもちろん、高さも出していかなければいけないのでこういったアクションは必要なのかもしれません。しかし、このアクションがモンスターハンターのあの人間らしい部分を壊してしまわないかというのが心配といえば心配です。
協力プレイ
これまでモンスターハンターといえば、協力プレイです。今作でも協力プレイは可能なのでしょうか?個人的にはMMORPGにはならないと思っています。というのも、リオレウスに何十人も突撃して瞬殺するといった戦闘を見たくないからです笑
一つ考えられるのが完全オフラインゲームです。モンスターハンターの世界観を使いながら、ウィッチャー、ホライゾンゼロドーンのようなオープンワールドを旅するゲームという予想ができます。これはこれで面白いと思いますが、モンスターハンターである必要があるかと言われればそうではないような気もします。ドラゴンズドグマのようなものですしね。
ということで、coop系のゲームということも考えられます。最近のゲームでいえば、ゴーストリコンワイルドランズの狩り版ですね。これだと結構しっくりくるような気がしていて、フレンド、もしくは野良でオープンワールドを一緒に旅するなんてことができ非常に面白いゲームになる可能性があります。
PVの中では複数のプレイヤーが写っているシーンがないので現段階ではどちらともいえませんが、モンスターハンターであるなら協力プレイは必ずあると思います。どういった形になるのか新しい情報を待ちましょう。
戦闘の長さ
ここも一つポイントになるところだと思っています。モンスターハンターは、1体の敵に対して長い時間をかけて討伐していきます。もちろんプロハンターと呼ばれる激ウマプレイヤーの手にかかれば5分もかからなかったりするのですが、一人で戦えば平気で30分以上、4人でも15分くらい戦うこともあります。しかしこの若干の長期戦が面白いと感じられるようになっており、強敵を倒した際の達成感は素晴らしいものです。今回MHWではオープンワールドになったようなので、戦闘時間が激減するのではとも感じています。というのも広い大地をあちこち歩いているのに、リオレウスに30分も40分もかけていたらなかなか進みません。とはいえ、通常はジャギィ見たいのしかでてこなくて、たまにボス的な扱いで大型モンスターが出てくるようでは退屈すぎて問題ありと言えるでしょう。ですので大型モンスターと戦いながらも、戦闘時間は短くしていかなければいけないのかもしれません。しかし、それは本当にモンスターハンターなのでしょうか?あの巨体が1人で3分くらいで討伐できたらそれはそれでどうなんだという感じがします。小型モンスターと大型モンスター、出現方法、戦闘時間などなど絶妙な調整が必要だと思います。これが全くの別タイトルだったら問題なかったのだと思います。これはあくまでもモンスターハンターシリーズですのでその辺をどううまく処理していくのかが見ものですね。
長距離移動手段
オープンワールドといったら長距離移動手段です。ウィッチャーなら馬、ホライゾンゼロドーンなら機械の馬、ゴーストリコンなら車や飛行機などなど、オープンワールドにはそれぞれ世界観に合った乗り物が用意されています。めちゃくちゃ広いマップを歩いて移動すのには無理があるので当然ですね。そして今回はモンスターハンターですので一体どんな乗り物があるというのでしょうか。一つはやはり馬。これはどんな世界観でも合いますが、あの世界だとキリンとかに乗るのか?いやそれはないか。
次に考えられるのは気球や、飛行船。しかし飛行船は大きくなり過ぎそうですし、気球は速度が出なさそう。ということでこれもあまり合わないのかもしれません。今回登場したPVにはちょっと気になるシーンがありました。
ワイヤーアクションを鳥系モンスターにひっかけて飛んでいるのか捕まっているのわからないシーンですが、こういったものが乗り物という考え方もできるかもしれません。なんにせよ乗り物は絶対に必要ですので、どんな乗り物が登場するのか楽しみです。
剣とボウガン、乗り攻撃
武器はとりあえず確認できる中では、剣とボウガンがありました。また、PV中では乗り攻撃も行っています。これまでのシリーズで登場した武器はほとんど使えるのではないかと思っていますが、新しい武器も登場するかもしれませんね。しかし、なんだかドラゴンズドグマっぽく見えてきますね笑
オープンワールドらしいシーンも
ナンバリングタイトルでは、初めて戦闘するモンスターに出会った瞬間、ムービーが入ります。様々な形のムービーがありますが、モンスター同士が戦い、新モンスターが勝って戦闘に突入するというムービーもあります。これまではあくまでも演出の一環でしたが、今回のPVではオープンワールドらしく本当にモンスター同士が戦っているシーンがありました。
こういったシーンはオープンワールドらしいといえ、どんどんこういったシチュエーションは用意してもらいたいものです。しかし、いざ戦うとなると話は別です。大型モンスターを2体同時戦うのは少々難易度が高くなりますし、時間もかかります。こういった場合、逃げるのがいいのか、隙を見てチクチク攻撃するのか、どういった仕様になるのか楽しみです。
肉も焼ける!
これはど定番ですが、今作でも肉を焼くことができます。これまではスタミナという概念があり、スタミナは肉を食べることで回復してきました。しかしオープンワールドということになると、スタミナというよりは、空腹という概念と戦わなければいけないのかもしれません。これまでのシリーズは長期戦になると肉を使用することが求められますが、短期戦であれば、肉など食べなくても戦闘を終わらせることができました。しかし、この広いマップで食事という意味合いを持たせるならかなり多くの食料を食べるシーンが生まれるのではないでしょうか。それはそれで面倒と思う人もいるかもしれません。実際、ウィッチャーやスイカリムなど他のオープンワールドでは、食べ物の概念はあっても、空腹という概念はありませんでした。それはゲームの進行を妨げ、スムースなプレイができないからという理由も合ったはずです。ゲームというものはリアルであればリアルであるほどいいということではないのです。リアルなんだけど、やはりゲームといった部分で折り合いをつけなければいけません。戦闘中にお腹が痛くなって戦えなかったなんてリアルですけど、いらない機能ですよね笑 ということで、この肉をどうやって使うのかというのもポイントですね。個人的にはFF15方式のステータスボーナスあたりが良い落としどころかな何て思っています。
動画
公式の動画になります
最後に
モンスターハンターという名前を使う以上は絶対に失敗はできない非常に難しいタイトルだと思います。良い作品にするには絶妙なバランスが求められると思っています。面倒な操作が増えてもダメだし、空腹などオープンワールドらしいステータスも仕様によってはマイナスになるかもしれません。それから戦闘です。このゲームは基本的に戦闘を楽しむものですので、どうやってモンスターハンターとしての面白さと、オープンワールドとしての面白さを融合できるかという部分が重要になってくると思っています。半端にあれもこれも詰め込んでは、一歩間違えると駄作になりかねません。製作にはかなり慎重になり、試行錯誤を繰り返しているのではないかと思っています。現状PVが公開されたくらいで情報はほとんどありません。今回はあくまでも予想ですので、数ヶ月後には全然違ったあっと驚く内容が公開されていると思います。その時を楽しみにしていきましょう!