Watch Dogs 2(ウォッチドッグス2) 序盤プレイ感想・評価

2016年もいよいよ終わりを迎え、怒涛のビッグタイトルがたくさん発売されました。幾つもの人気タイトルの中の一つ、Watch Dogs 2もまた、非常に高評価のゲームの一つです。発売から少し経ってしまいましたが、プレイしましたので、評価、感想をきにじにしたいと思います。

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ウォッチドッグス2はどんなゲームか

タイトルだけを想像するとなんだか変なゲームになるかと思います。別に犬がたくさんいるフィールドを歩き回り、犬を可愛がるといったゲームではありません笑 そもそもウォッチドッグという言葉を直訳すると、番犬という意味になりますが、監視人という意味でも使用されるみたいです。このゲームにはどちらかというと「監視人」という意味合いがしっくりくるかもしれません。

話がいきなりそれてしまいましたが、このゲームは一言で言うと、ハッカーがなんでもありの世界で世界を変えていこうとするといった内容になっています。イメージは、グランセフトオート + メタルギアソリッドの世界に「ハッキング」要素を組み合わせたものです。

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ハッキングがキーポイント

まるでGTAシリーズをプレイしているような気分になりますが、GTAと大きく違うところは、ハッキングができるということです。まず、ミッションには様々な目標があり、

  • ファイルのダウンロード
  • 物資の破壊
  • 物資を盗む
  • 人を倒す

などこういった目標がありますが、これらを武力だけでなく、ハッキングという要素を駆使しして遂行する形になります。例えば、そこらじゅうに設置されているカメラをハッキングし、エリアの全域の情報から侵入ルートを決めたり、相手の携帯をハッキングし注意を逸らし隠密行動。各所に設置されている盤を発火させ爆発など色々なことで注意を引き進めます。こちらの体力も非常に低く、ごり押ししようと思ってもあっという間にやられてしまいますので基本は隠密行動をしていくという感じになります。

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侵入するのは人間だけじゃない

メタルギアソリッドなどだと、当然自分が潜入して全てを担いますが、このゲームは人間がいなくてもクリアできてしまったりもします。それがラジコン(ドローン)です。エリアに様々なラジコンしか通れない穴などが空いており、そこを通って内部に侵入し目的を遂行することもできます。

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直接銃を発砲するといった攻撃手段は持っていませんが、盤を暴走させるなどそういったハッキングで行う攻撃手段はほとんど使うことができるため、場合によっては人間が出向くよりも簡単にミッションを完了させることができます。もちろん人間が行かなければいけないミッションもあるため、現地調査、扉の解錠などはラジコンで行い、その後自分が潜入するといった使用も可能です。

 

 

結構難しい

基本、隠密行動を取らないければいけないため、敵に見つかってしまうと一気に不利になります。増援は呼ばれるわ、銃をガンガン撃ってくるわで、敵が自分を見失わないとなかなか攻略は難しいでしょう。俺の場合、チュートリアルでも何度かゲームオーバーになりました。ただ、これまでにハッキング要素のあるゲームをプレイしてこなかったので「できること」というものがよくわからず、めちゃくちゃなことをしていたということもあります。その後、色々理解してハッカーらしい戦い方が少しずつ身についてきたかなといった感じです。中でも増援を呼ばれることが非常に厄介です。しかし、スキルの中に「増援を呼ばせない」といったものがあったりしますのでその辺を駆使出来れば攻略が楽になるかと思います。

 

 

多彩なスキル

通常の銃撃戦を行うゲームだと、攻撃的要素や、防御的要素、回復的要素が中心となったスキル設定になっていますが、このゲームはハッカーらしいスキルが多々準備されています。ざっと挙げてみると、

  • 相手の携帯をハッキングし操作する
  • 車をハッキングし遠隔操作する
  • 敵を気絶させる
  • 道路の配管を破壊する
  • 航空ドローンを呼ぶ

などなど今までのゲームではなかなかないスキルが揃っており、どれをマスターしていくか悩ましい内容になっています。序盤でよく使っている部分を強化する方向で進めていますが、このスキル取得の方向性によってゲームの進行方法が変わってくることもあるかと思います。

 

 

協力プレイが楽しい

フレンドとプレイしているのですが、こういったオープンワールドを協力するのは非常に楽しいです。通常ですと、銃撃戦ごり押し的な戦い方で協力するので、特に何も考えることなく先に進むのですが、このゲームは2人の連携が非常に大切です。隠密する以上人は少ない方が有利ですからね。ですのでしっかり役割を決め「俺がこっちから行って気を引くからそっちから頼む!」なんて頭を使ったり、それぞれスキルの方向性を変え、できることを増やすなどが非常に楽しいです。これまでの何も考えない協力と違い協力感が高いゲームだと思います。また、他のプレイヤーが乱入してくることもあり、PvPとしても非常に面白い内容になっています。

 

 

まとめ

既存で出来上がっていた要素を組み合わせ、かなり洗練された状態に持っていけている優秀な作品かとおもいます。前作をプレイしている人はその面白さは納得していると思いますが、前作をプレイしてないなくても十分楽しめる内容です。多少のごり押し有り、頭を使うようなパズルプレイあり、PvPありと、なんでも詰まった作品です。ディビジョンではニューヨークを旅しましたが、今回はサンフランシスコです。アメリカが詳しくなりそうです笑