FPSのコツと上達 K/D(キルデス)の考え方

FPSが上手い下手という考え方は何をもってして言えるのかというと、どれだけ対人戦で相手よりも多くキルが取れるかという話になります。その指標の一つとしてキルデスや、K/Dなどの表記で表すものがあり、この値を確認することでその人のおおよそのレベルを確認することができます。

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 このキルデスの考え方は、賛否両論で高い人が必ずしも上手いとは限らないということが言われたりしますが、そんなことはありません。一つの基準としてK/Dが1以上を目指すという話があります。(キル÷デス=K/D値) そもそもなぜ1以上を目指さなければいけないのかという話ですが、単純に自分が死んでる数より敵を倒した数のほうが高いほうが気持ちいいという話ではありません。

 

 

相手が強くてなかなかキルが取れないけど、ゲーム自体はすごく楽しい。キルデスなんてまったく気にならないというのであれば何の問題もないのですが、少しでも相手を倒したいと思っていたり、試合に貢献したいと思っているならキルデス値はしっかりと確認するべきです。よく考えてみてください。あなたが試合に貢献したいと思っているのに最終的なリザルトで5キル20デスという結果であったら、どうでしょうか。それはあなたがいないことが一番の貢献になってしまうということです。それはゲームをやる上で許せるはずがありません。

 

ですから最低でも、いてもいなくても変わらないというK/D1を目指し、1.1でも1.2でも少しでもこの値を大きくし貢献していこうという話なわけです。

 

しかし、「キルが取れないものは取れないんだからしょうがないでしょ。」という人はたくさんいると思います。キルデスが1を下回ってしまうことは悪という訳ではありません。結果としてそうはなってしまいましたが、そうならないように戦っているかという話です。

 

FPSは、その人のレベルに合った戦い方というものがあります。上手い人のプレイを見ると参考になるかといえば必ずしもそうではありません。動画サイトなどでアップロードしているトッププレイヤーたちはキルデスで計るレベルを超えていますので、参考動画というよりは、爽快動画に近いのかもしれません。ですから、トッププレイヤーの動きを真似してもまったく体がついてこないという話です。よく漫画でありますよね。他人の最強の体に乗り移ったけど使いこなすことができず、結果負けるというあれです。自分のレベルに合わせた戦い方ということを実践していけばキルデス値は良い方向へ進むわけです。

 

お互いの戦線が停滞し、お互い位置を変えずに打ち合うシーンなどがありますが、こういったときあなたはどういった行動をとりますか?

  • 前線のメンバーに混ざって敵を迎撃する
  • 少し後ろに下がって支援しながら突撃してきた人を狙う
  • まったく別の場所に行き、別行動をとる
  • 突撃する

これらの行動が考えられますが、どれを選択しましょうか。ここでトッププレイヤーは突撃したりします。そして華麗にバンバンキルをとってしまうわけです。同じことを普通の人がやったら蜂の巣です。前線のメンバーに加わって応戦することを選ぶ人は多いと思いますが、その結果キルデスはどうでしょうか。1を超えているならその戦い方は十分適しているといえますし、を1切ってしまうようならまだあなたはその域ではないということです。後ろに回り支援をしながら取りこぼした敵を倒していくといったほうがキルデスは高くなるでしょうし、同時に貢献度も上がります。

 

また、この選択肢は敵も同じように選びます。そのため裏取りを狙ってくるようなやからを待ち伏せして一方的に倒すということもありです。せこいようですが、それがあなたのレベルです。

 

今どうしても1以上の数値を出せない人はまず戦い方を変えてみましょう。確かに前線でガンガン戦うということは楽しいのですが、それではやられてばかりでつまらなくなってしまいます。FPSゲームはやはり相手を倒してこそ楽しいゲームなわけですから、今の自分の力がしっかり発揮できるような戦い方を探しましょう。「下がってばかりで敵と遭遇しない」なんて思うかもしれませんが、大丈夫です。必ず少しずつ成長していきます。

 

25キル25デスの人と、1キル1デスの人が戦ったらそれは25キル25デスの人が勝つかもしれませんが、自分のことをどれだけ知っているか、試合にどれだけ貢献できたかという話をするなら待ったく同レベルです。そういった人を「すごいなぁ」と思うよりも、「これだけ数値が大きいのに、自分と同じか」と考えることにしましょう。

 

そしてFPSでの戦い方とは非常に奥深く、誰もがトッププレイヤーのようになれるというわけではありません。ただ考え方一つで大きく変わってきたりもしますのでその辺のコツなどは別の記事で話をしていきます。

 

キルデスこそが正義!といった感じで話してしまいましたが、今回はそういった流れで話をさせてもらいました。なんせ上達したいから、キルデスをあげたいからこの記事を読んでいるのでしょうから気にするなというわけには行きません笑 なんにせよゲームの楽しみ方は人それぞれです。自分が一番満足できる結果を目指してプレイしていきましょう!